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バトンは未だ夢の中・・(モナコGP) [クルマも愉しい(^^)/]

「モナコGPで勝つのは子どものころから、

そしてレーシングドライバーとして夢見ていることなんだ・・」

モナコGPを制したバトンのコメントです。

 

去年のモナコなんて、とりあえず参加してます・・っていう程度だったし、

シーズンオフにはホンダが撤退。

給料ゼロでルノーかトロロッソか・・なんてドン底状態。

 

それが、今や6戦して5勝。

しかも、伝統のモナコもポールから優勝。

 

こんなサクセスストーリー、小説でもなかなか書けません。

きっと、後世にも語り継がれることになるでしょう。

 

そんなモナコに、千両役者フェラーリが復活。

そうそう、ライバルがあって盛り上がるF1。

役者が揃ってきました・・

 


 

セナもマンセルも、シューマッハも、

マッサもライコネンもハミルトンだって ・・

名だたるチャンピオンが苦労したし、ミスもしたモナコGP。

今年は、ベッテルが受難の年でした。

まぁ、ベッテルにはいい勉強になったんでしょう^^

 

マシンが変わっても、ドライバーが少なくても、

やっぱり華やかで盛り上がるモナコGP。

コースが短かろうが、コース幅が狭かろうが、

極端な話、誰が優勝するかも二の次。

モナコでレースをすることがファンにはたまらない^^

 

今、F1では、予算上限がアリだとかナシだとかでもめてますが、

何があろうと、来年も華やかな夢のモナコを見たいものです。

 

※順番はコンストラクターズポイント順

【ブラウンGP】 バトン(優勝) : バリチェロ(2位)

バトンの走りはスムースそのもの。

おかげでスーパーソフトタイヤでも、16周をしっかり走りきりました。

レース中も、まったく危なげなし。

バトンの走りを見ていると、F1って簡単なんだろうな・・なんて錯覚するほど。

高ダウンフォースのマシンがあり、ドライバーがタイヤに優しい。

どうやら、今年は早めにチャンピオンが決まりそうです。

 

【レッドブル】 ウェーバー(5位) : ベッテル(リタイア)

ベッテルは、ズルズルのタイヤで16周目にブレーキが遅れてリアから激突。

リアタイヤに優しくないマシンが、スーパーソフトタイヤには致命的でした。

 

一方、ウェーバーは確実に4位に。

これで、ベッテルとのポイント差は、わずか3.5点

チームは、ベッテルとウェーバーのどちらを優先するか、

これから、大きな問題になりそうです。

 

【トヨタ】 トゥルーリ(10位) : グロック(13位)

何が起こったのか、まったくダメダメだったトヨタ。

はやり、トヨタという会社にモナコという派手さが合わないのか^^;

たぶん、気持ちはもうトルコでしょう・・

 

【フェラーリ】 マッサ(3位) : ライコネン(4位)

フェラーリ復活。

しかも、モナコっていうところがオシャレじゃないですか。

マッサがイライラしながらベッテルを追いかけたシーンは、前半のハイライト。

 

まだ、ブラウンGPには追いついていませんが、

追いつくのも時間の問題でしょう^^

  

【マクラーレン】 ハミルトン(12位) : コバライネン(リタイア)

ハミルトンをもってしても、制御しにくいマクラーレンのマシン。

無理矢理マシンを曲げている感じがありありです。

今年の復活はちょっと難しそう・・

 

【ルノー】 アロンソ(7位) : ピケ(リタイア)

相変わらず、遅いマシンでもポイントを獲得するアロンソ。

でも、記者には「中団の争いにはコリゴリ」なんだそうです。

たしかに、マシンがそこそこなら、トップ争いも当然でしょう。

やはり、来年は赤いスーツか・・

 

【ウィリアムズ】 ロズベルグ(6位) : 中嶋(15位)

相変わらず フリー走行だけ速いウィリアムズ。

困ったもんです・・

 

それにしても、中嶋の最後のクラッシュはまったく無駄。

もはやプッシュする必要もなかったはず。

余計なパーツを壊しただけ。

しかも、コメントを聞く限り、あまり反省していない様子。

ホント、このままじゃ来期のシートはないぞ~

 

【BMW】 ハイドフェルド(11位) : クビサ(リタイア)

BMWの迷走は、まだまだ続いています。

明らかにハイドフェルドは運転しにくそうでした。

 

トルコでは新しいディフューザーをアップデートするようですが、

どうなることやら・・

 

【トロロッソ】 ブルデー(8位) : ブエミ(12位)

なんと、ギャンブルの1ストップ作戦で8位。

1ポイントを獲得したブルデー。

そうそう、下位チームはこれくらいのギャンブルが必要。

それに応えたブルデーも立派。

 

【フォースインディア】 フィジケラ(9位) : スーティル(14位)

トロロッソと同じくギャンブルをしたフィジケラは残念。

唯一ポイントを獲得していないインドチームですが、

トラック上では、フォースインディアの存在が、

時折、レースの勝敗を左右する要因にも。

まだ0ポイントですが、今年は存在感が高まっています。

 


タグ:F1
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kotobuki

アロンソには申し訳ないのですが、今年は中団グループの争いが面白いかと。^^ 
by kotobuki (2009-05-28 20:20) 

kmc-tai

★ kotobukiさん

トップレベルのドライバーが中団争いというのは、
たしかに面白いものです^^;
by kmc-tai (2009-05-31 09:58) 

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