爪を「切る」快感

人形町「うぶけや」のつめきりをいただきました。

文具もそうですが、よくできた道具というのは、

見た目も使い心地も気持ちいいものです。

 

まずは、袋から。

少々乱れているのは、

最初、はがしてから撮影するのを忘れて、慌てて元に戻したからで、

ちゃんと、戻しきれていませんでした＾＾；

 

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包装紙を開けると、皮の袋です。

固めですが、心地よい本皮。

画像だと黒に見えますが、濃紺です。

 

そして、肝心のつめきりが、こちら。

背中がつや消しのシルバー。

見た目ではわかりにくいのですが、ずっしりと重いです。

 

このつめきりの特徴は、刃の部分が直線なこと。

少しずつ切っていくには、直線の方がいいそうで、

たしかに、曲線よりも思ったライン通りに切れます。

ただ、お店には、通常の曲線もあるそうです。

 

さて、切れ味はどうかというと、

これが、ほんとうにしっかりと「切れる」

「爪を切る」というのがどういうことか、あらためて実感します。

このつめきりと比べてしまうと、

今まで使っていたのは、切っているのではなく、

パチパチと爪を「折っている」ようです。

 

それが、このつめきりならば、

つめきりの重みもあって、

やわらかい爪などは、ゆっくり爪を飛ばさないように切ることもできます。

今までのつめきりは何だったんだ・・と思うほどの違い。

つめきり一つで、こんなに感覚が違うものかと驚かされます。 

 

この「うぶけや」

実は、有名なのは「毛抜き」です。

たしかに。刃と刃を合わせる技術は一流というわけです・・

 

コメント 5

こういった質の良い道具を使うと、ほかの物が使えなくなるくらいの感じになるんですね。　私は恥ずかしながら、一流と呼べるほどの道具を使った記憶がありませんが、これからはこんな贅沢？もしていきたいですね。
by kotobuki (2008-07-26 22:24) 

★　ｋｏｔｏｂｕｋｉさん

こういう小さな贅沢が身の回りにあると、
ちょっとだけ豊かな気持ちになるものです＾＾
by kmc-tai (2008-07-26 23:19) 

「うぶけや」の毛抜きを使っています。

使い出すと他のものはもう使えません。

本当に違います。

素敵な贈り物ですね。贈った方はセンスの良い方なんだなと思います。
by ぽれぽれ (2008-07-27 02:17) 

本当に切れる刃物って、
スーッと切れるのですよね、
彫刻刀もよい刃金ですと切れ味がいいです。
by torisan (2008-07-27 08:03) 

★　ぽれぽれさん

おぉ。うぶけやユーザーでしたか＾＾
小さい店でも、有名なんですね・・
ぽれぽれさんも、センス良いです＾＾

★　ｔｏｒｉｓａｎさん

んー、ｔｏｒｉｓａｎさんのコメントだと、
とっても説得力あり。
やはり、良い道具は、器用な方が使ってこそですね＾＾
by kmc-tai (2008-07-27 12:30)