なが~い連接バス [クルマも愉しい(^^)/]
幕張本郷駅で、電車みたいなバスを見ました^^
連結バスかと思ったら、「連接バス」なんだそうです。
長いですね~
この、連接バス、登場は1998年、全長18m、定員は140名、
当時は日本初だったそうです。
全長18mというと、ヴィッツの4.7台分、カローラの4台分です。
さぞかし、運転が大変だろうと思いますが、
後ろ部分の車輪がステアリングと逆に動くそうで、
昔風に言えば、四輪操舵ですね。
連接部分は、外から見ると蛇腹になっています。
でも、中ではターンテーブルのようになっていて、
連接部分にも座席があるんだとか。
このバスは、総武線の幕張本郷駅と、京葉線の海浜幕張駅を結んでいます。
幕張新都心、メッセ、マリンスタジアムのお客さんを運び、
千葉ロッテマリーンズの選手や監督の車内アナウンスがあるんだそうです。
この連接バス、
シャシーはボルボ製、ボディは富士重工業製。
オール日本製かと思ったんですけどね・・
一度にいっぱい乗れるというのは便利なはず。
でも、幕張と、あとは神奈川くらいでしか走っていないそうなので、
費用が高いのか、不便なのか、普及していません。
でも、新交通システムとかいって、専用の線路と専用車両を作るより、
連接バスをもっと普及させた方が、コストは安そう・・
カローラ4台分の長さですが、
カローラは、最大5人乗り×4台で20人、
このバスは、180人乗りですから、
長さでは4倍だけど、輸送人員は9倍か、それ以上。
有明のビックサイトでは、しょっちゅうバス乗り場に行列ができていますが、
都営バスも、連接バスを借りてほしいほど^^;
ちなみに、オランダでは3車体をつなげた連接バスもあるんだとか。
先日、東京メトロ副都心線が開業して、石原都知事が喜んでましたが、
当初、都知事に当選した当時は、
ムダだ、けしからん!と怒ってました。
便利になるのはいいことだけれど、
いったい、いくら建設費がかかって、回収に何年かかるのかも本当は大切なこと。
この連接バスを見ていると、
これだけ道路のお金をかけて整備しているんだから、
高速道路も新幹線も地下鉄も新交通も・・独立して計画するんじゃなくて、
総合的に考えたら、もっといい方法があるんじゃないかと・・
このバスの連結部分に是非のってみたい。(どんな感じがするのかな?)
一番後ろの席は酔いそうですね。^^
新交通システムといえば、愛知県(小牧市ですが)は“ピーチライナー”という汚点を残してしまいましたが、これからは違った発想で交通機関を便利にしてもらいたいものです。
by kotobuki (2008-06-18 20:42)
★ kotobukiさん
連接部分は、丸いターンテーブル状になっていて、
座席もあるもよう。
今度はぜひ乗って撮りたいです・・
新交通システムの中で、単独で投資を回収している路線はいくつあるんでしょうか・・
新交通システムは、電車と違って、レールも車両も「専用」なので、
高くつく買い物なのではと想像してしまいます。
ただし、バスにも欠点があって、
渋滞などで時間通りに走らないこと。
ならば、新交通システムのように、バス専用車線だけを作って、
上は連接バスを走らせるなら、少しはコストが低そう。
それで、駅前だけ普通のバスのようにロータリーに入る。
なんて、私が考えるようなことは既に実現されていて、
名古屋にこんなバス路線があるそうです。
「ゆとりーとライン」
http://www.guideway.co.jp/
こういう試みをあちこちで始めて欲しいものです。
by kmc-tai (2008-06-18 22:09)