におい付き消しゴムは小学校の香り [文具は愉しい!]
小学1年生の親へのアンケートによると、
「思い出の文房具」第一位は、「におい付き消しゴム」なんだそうです。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200705050014a.nwc
小学1年生の親っていうと、20代後半~30代前半でしょうか・・
視覚 + 嗅覚 は、記憶に残るってことですね。
たしかに、あのウソっぽいカレーの匂いとか、メロンの甘ったるい匂いは、
今でも思い出せます。
人間の脳ってスゴイ^^
ちなみに、この記事にある、「面(ふた)が多い筆箱」も、買ったばかりの時に、
フタを開けるたびに匂うプラスチック臭も覚えています・・
しかし、「ねり消し」も、「ロケットペンシル」も、「写真が入る下敷き」も、
学業には不要なムダばかりです^^;
でも、そのムダが学校に行くことを楽しくしてくれたし、
学校から帰る時の「寄り道」を楽しくしてくれました。
親には、「文房具を買うから」って言って、おこずかいをもらったんですが、
おもちゃを買ってるようなもんですから、グレーゾーンでしたね^^;;
それが、今では、登下校が危険だと言われ、
送り迎えがあっては、寄り道もできません。
しかも、携帯のGPSで位置を知られちゃっていたら、
今の時代だとはいえ、子供もかわいそう・・
でも、そんな住みづらい今でも、「におい消しゴム」はあります。
親も、自分が買っていた文房具ですから、
子供にも薦めやすいんでしょうね^^
ってことは、今の小学生も大人になって、「におい消しゴム」で小学校を思い出すハズ。
そして、自分の子供にも、「におい消しゴム」を薦めるハズ。
「におい」が継がれていくっていうのも、面白い話です^^
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