ホンダ、ダンボで初ポイント(スペインGP) [クルマも愉しい(^^)/]
待った、待ちました3週間。
フライアウェイを終えたF1は、ついにヨーロッパラウンド。
しかも、スペイン、カタロニアは、しょっちゅうテストをしている練習場。
さて、3週間の準備の結果は・・
フェラーリの1-2、ハミルトンが3位。
ライコネンはポール・トゥ・フィニッシュ。
今年のF1は、1周目でトップなら、そのまま優勝。
だけど、その下がめまぐるしく変わる展開です。
今回も、22台中、完走13台の荒れたレースになりました・・
【フェラーリ】 ライコネン(優勝) : マッサ(2位)
新型「穴あき」フロントノーズを試したフェラーリ。
チームでも、たいした効果はないよと言いながら実践投入とは、超余裕。
やはり今年をリードするのはフェラーリか・・
マッサ君は高速コースが好きなのかと思いきや、
セッティングが決まらず2位。
でも、実はライコネンを勝たせたんだとしたら、グッジョブ^^
【マクラーレン】 ハミルトン(3位) : コバライネン(リタイア)
まずはコバライネン、無事そうでよかった・・
去年も、ハミルトンが予選中にパンクでクラッシュ。
工場の品質管理はトップクラスのはずなのに、
どうも、今年も整備不良が続くマクラーレン。
スペインGPを見る限り、
フェラーリを抜くのは、コースとの相性次第というような感じ。
イスタンブールで、コバライネンの元気な姿を見たいものです・・
【BMW】 ハイドフェルド(9位) : クビサ(4位)
BMWは、3番手チームを確定しつつあります。
ハイドフェルドは、ガス欠よりはマシだとペナルティ覚悟で給油。
セイフティーカー導入時の規則は、変わる可能性大。
そうしないと、カナダやフランスではきっと違反だらけに^^;
【レッドブル】 ウェーバー(5位) : クルサード(12位)
このチーム、キャラの設定がはっきりしている!
ウェーバーはポイントGet担当。
コツコツ走って、コツコツ点を取る。
フェラーリ、マクラーレン、BMWで上位6台。
残り2台のポイント圏内を争っているわけです。
ところが、8位前後で走っていると、テレビに映らない!
そこで、クルサード先輩がテレビ映り担当^^;
前半でスーティル、後半でグロックと接触。
新人いじめもバッチリ^^;;
クルサード先輩、怖いっすよ(><)←グロック
ウェーバーは、4戦中3戦でポイントGet、集めたポイントは、8。
クルサード先輩は、4戦中3戦で接触、失ったパーツは、数知れず^^;
誤解がないように追加しておくと、
私はクルサード先輩が好きなんっす。
テレビ映りといえば、
今回のタクマはいい仕事をしました。
だんだんわかってきたことに、
今年のスーパーアグリは、2007年のホンダのシャシー。
どうりで遅いわけだ。
もしかすると、去年のアグリのマシン(つまり2006年のホンダ)より遅いかも。
そんなマシンなのに、タクマはエライ。
クルサードとバトルして、ちゃんとテレビ映りもバッチリ^^
トップチームのオンボード映像は、前を映していて、
前車を抜くシーンを楽しむのですが、
スーパーアグリのマシンは、後方のカメラがグー!
後ろから迫ってくるマシンの映像が多い^^;
F1は、テレビに映ってナンボ。
マグマグループだかマグログループだか知らないが、
映ろうとバトルしているタクマを見よ!
そして、誰でもいいからお金を出して、
後方のエンジンカバーとかリアウイングに、
スポンサーのステッカーを貼れば良いのでは^^
【ホンダ】 バトン(6位) : バリチェロ(リタイア)
やっとホンダが、初ポイント。
でも、フロントノーズに変なものが・・
まるで、ダンボの耳のようなウィングが^^;
フロントノーズ上の空気を整えて後ろに流すのが目的だとか。
細かい話をすると、
今年の流行は、フロントウィングに仕事をさせること。
去年、マクラーレンがノーズを低くして、
ノーズ上にブリッジウィングを付けることで成功したことを受け、
今年は、ルノーもウィリアムズもノーズが低い。
ところが、開発が遅れているホンダは、
流行に乗り遅れ、いまだに、ノーズが高い。
そんなこともあってか、フロントウィングに仕事をさせようと、
「ダンボ」を付けたのかも・・
しかし、これがよかったのか、バトンが初ポイント。
バトンも、前向きのコメント。
ロス・ブラウン効果か?^^
ところが、最多出場タイのバリチェロは、
フィジケラにノーズを引っ掛けられて、リタイア。
上のウィングは調子良かったんですが、
下のウィングも注意しないと・・
なんて、お後がよろしいようで^^;
今回の解説も面白いですね。
しかしクルサードは本当に接触多いですよね。
中途半端にインを開けて、誰かが入ってくると急に閉じる、みたいな。
もしかしてわざと?とも思っちゃいます。
未だポイントゲットならず、このままでは
来年のシートがなくなりそう(;´Д`)
by キルト (2008-04-29 18:17)
今回はレース内容よりも、”コバライネン”のクラッシュ。 無事な姿が見えるまでは、もうレースどころじゃあないですね。(セナの時を思い出してしまいます。) 安全性が高くなったF1、あれだけの事故で無傷とは素晴らしい事ですが、やっぱりあそこまでの事故は見たくありません。(小さな接触くらいはどうぞやってください)^^ まだ先の長いシーズンですが、ルノーの巻き返しはあるのでしょうか?(ちょっと無理かも)
by kotobuki (2008-04-29 20:45)
★ キルトさん
今回は、グロックにも無理があるのですが、
それにしても、クルサード先輩が、誘っているようにも^^;
若すぎるドライバーが多い中、
クルサード先輩やバリチェロみたいなベテランがいい味を出すのがF1。
ぜひ、来期も残って欲しいものです・・
★kotobukiさん
まったくです。
どうやら、ホイールの破壊は、小石が原因だとか。
※製造不良、他の原因もゼロではないそうです。
セナのときは、いきなりコンクリートウォールでしたが、
今回は、五重のタイヤバリアでした。
セナの死亡事故以降、ランオフエリアの改善、
サンドトラップからアスファルトへの改良、
HANSの装着などで、安全性が高まりました。
コバライネンは、トルコには出場できそうで、
ホント、よかったよかった・・
ルノーはシーズンオフのテストが十分ではなかったようで、
前半戦は苦しんでいます。
今回投入されたシャークフィンも、
ニューウェイ(レッドブル)のパクリ。
効果があったんだか、なかったんだか・・
ただ、アロンソはマシンの開発に優れているので、
シーズンの内、何戦かは、
フェラーリを慌てさせる程度には活躍して欲しいものです^^
by kmc-tai (2008-04-29 21:53)
か・・・かなり詳しく解説(^ω^;)
読むのにがんばりましたよww
by NEWめがね (2008-04-30 21:48)
★ NEWめがねさん
レースを見ずに、これだけ読んだんだとか・・?
たいへんよくできました^^;
by kmc-tai (2008-04-30 22:28)