西洋式人力車のボチボチさ

 秋葉原駅で見かけました。自転車タクシーです。

正式にはベロタクシーっていうんだそうですが、

見た目がハデ。

・・って、ハデすぎて、乗りづらそう＾＾；

 

 

さらに、結構全長が長い。

小回りが利かなそう・・

座面を見てみると、クッションが薄くて座りづらそう。

それと、全長が長い割には、乗客の後ろに何もない。

後ろからの追突には弱そうです。

 

ちなみに、料金は、

初乗り～０．５ｋｍ　大人３００円（小人２００円）

超過料金０．１ｋｍごとに大人５０円（小人３０円）

時間加算はないそうですが、

タクシーより高い（＞＜

あくまで、観光客目当てって考えた方がよさそう。

実用的な感じはしません。

 

最初、この人力車を知った時、

タクシーをためらうような近距離で、ちょっと荷物があるときなど便利なのに、

どうして広まらないのだろうと思ったのですが、

これじゃ、浅草のクラシックな人力車とたいして変わりません。

ま、本当に利用者が増えちゃうと、タクシーが反発するかもしれませんし、

この程度なら反発もないだろう・・というユルユル感があるような＾＾；

 

もしも秋葉原だったら、

駅前よりもパソコンショップが軒を連ねる旧日通ビルの裏あたりなら、

乗りたい人もいっぱいいるはず。

パソコンを買ったけど、重くて駅まで歩くのがツライ・・とか、

「秋葉原」は、お買い物の街なので、「行き」より「帰り」がツライんです＾＾；

 

駅にしても、秋葉原駅じゃなくて、銀座線の末広町駅とか、

都営新宿線の岩本町、小川町、丸の内線の淡路町・・

秋葉原界隈には、タクシーに乗るほどじゃないけど、

ちょっと歩きにはツライ駅がいっぱいあるんです。

だから、宣伝目的なんでしょうけど、

こんなとこ（秋葉原駅）にいたって、

お客なんか乗らないのに・・＾＾；

 

前にもネタにした、タイのトゥクトゥクじゃありませんが、

タクシーと徒歩の間に位置する交通機関が、

東京にはあってもいいような・・

 

ちょっとマジメなことを言えば、

これから高齢者が増えることが確実な中、

駅にはエスカレーターもエレベーターも整備されましたが、

駅から外は何もありません。

もちろん、タクシーがありますが、

お年寄りはいつでもタクシーで、っていうわけにもいかないでしょう。

それを不便だと感じて、お年寄りが外出しなくなれば、

足腰は弱くなってますます引きこもり、

それが元で、病気になって入院・・

となれば、医療費は増える一方。

 

だからこそ、若い人なら歩ける距離でも、

お年寄りには辛い距離にこそ、人力自転車なんていい＾＾

ＣＯ２も出さないし、車より環境負荷が少ない。

もうちょっと頑張ってもらいたいものです。