修悦文字の味わい

新宿駅が改装工事中に、臨時の案内がわかりやすく、便利でした。

しかも、そのときの「文字」がなかなか味があっていいなぁ・・と。

 

また、あるとき、日暮里駅で乗り換えたら、

またまた、あの、味のある文字が。

ただ、両者が結びつかず、頭の隅にあった程度だったのですが、

何気なく手に取った「Ｒ２５」で、なんと取り上げられていました＾＾；

http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200709131115

 

 

この文字。とても見やすいし、デザイン性のある文字ですが、

これは、工事中に臨時で作った案内板。

なので、文字は「ガムテープ」を切って貼っただけのものです。

たとえば、化粧室の「粧」の字。

よく見ると、米の部分に貼ったような跡が見えます。

４本のガムテープを重ねているので、真ん中が盛り上がっています＾＾；

 

ちなみに、Ｒ２５によると、

この案内板の製作者は、駅の保全点検巡回を担当する、

三和警備保障の佐藤修悦さんによるものだそうです。

しかも、この佐藤さん。プロではない！＾＾

「修悦文字」とは勝手にフォント名っぽく名づけたもの。

プロじゃないって思って、もう一度見てください。

ホント上手ですよね・・

 

この案内板も、とにかく巨大で見やすい。

全体を撮ってくればよかった・・

プロらしきデザイナーが作った案内板よりも、

素人がガムテープで作った案内板の方が見やすいって、どういうこと＾＾；

 

実際、佐藤さんは、ホームの位置などを何度も聞かれたそうで、

ならば、見た目より、わかりやすさを優先するのも当然のこと。

しかも、見た目までカッコいいんですから、言うことありません＾＾

 

さて、調子に乗って、もう１枚

京浜東北線が青、常磐線が緑っていうのも、色分けができてます。

字体の右上カドを丸めているところなんて、ほんとプロっぽい。

 

この案内板、工事が終わったら外されてしまいます。

なんだか、もったいない話です・・