ドロドロの黄金時代(アメリカGP) [クルマも愉しい(^^)/]
表彰台のアロンソは、やっぱりムッとしているようでもあり・・
F1アメリカGPは、優勝ハミルトン、2位アロンソと、マクラーレンの1-2フィニッシュ。
コンストラクターランキングでも、2位のフェラーリに35点のリード。
これだけ見ても、マクラーレンがぶっちぎりですが、
それだけじゃ「黄金時代」とは言いません。
黄金時代と呼べるのは・・
レースは38周目。
トップのハミルトンに追い越しを仕掛けたアロンソですが、
ハミルトンの巧みなブロックによって、追い越しはできず・・
専門的なルールはさておき、
たしかにハミルトンは、ルール違反をしていない範囲でアロンソをブロック。
でも、横に並んだアロンソに、ギリギリまで幅寄せしています。
他のチームのドライバーならいざ知らず、
アロンソはチームメイト。しかもアロンソがNo.1ドライバー。
アロンソが「そりゃないぜ・・」って思っても不思議じゃない。
表彰台でも1位のハミルトンに祝福の笑顔ナシ。
よしよし、いいぞ~^^
そんなわけでかどうだか、表彰式でも、その後の記者会見でも、
アロンソは終始機嫌が悪そうというか、ちっとも嬉しそうじゃない^^;
と、思い出しました!
かつて、セナとプロストが交互に勝っていたかのような、マクラーレン黄金時代を!
お互いを認めるとか言いながら、レースになると、敵意むき出し。
危険なまでにギリギリのバトルをコース上で演じて、
時にはぶつかってリタイアなんてことも・・
チームメイト同士が、ガチンコで戦う。
それが、マクラーレンの黄金時代でした。
そんな黄金時代が、今、訪れようとしています^^
No.2ドライバーの若きハミルトンを、
チャンピオンのNo.1ドライバー、アロンソが追いかける。
若くてやんちゃなセナを追いかけるプロストを思い出します^^
だから、お願いだからアロンソ、
優等生っぽいコメントはいりません!^^
「ヤツはチャンピオンに対する礼儀も知らない」とか、
「チームがハミルトンを勝たせようとしている」とか、
あることないこと、ハッキリぶちまけてほしい^^
目も合わせないとか、クチもきかないとか・・
そんな「ドライバー同士の確執」こそが、
「マクラーレン黄金時代」には不可欠だし、
レースを見る時のスパイスになるんですから^^
そういえば、全体的にF1のドライバーは優等生になりました。
コメントも当たり障りのないつまんないものばかり。
チームメイト同士がいがみ合うなんて、ほとんど見られません。
マクラーレンがおもろい黄金時代を迎えた今こそ、
フェラーリのチーム内確執とか、
ウィリアムズのフランクvs.ドライバーとか、
F1伝統チームのお家芸的トラブルに加え、
レッドブルやトヨタやスーパーアグリも、
新たな「確執」を売り物にして、
F1ドロドロ模様を繰り広げてもらいたい!
それでこそ、機械だけではない、人間ドラマとしてのレースが楽しめるってもんです^^
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