新宿駅のようでいい [小路の小ネタ]
常々思うのですが、有名な建築家やデザイナーがつくった建物は、
たいがい、使い勝手が悪いものです。
特に、建物内外の案内(看板)やサイン。
わかりづらい絵で、しかもとびっきりちっちゃい^^;
それに比べ、これ、見てください。
遠くから誰が見ても、男子トイレ。
私がいつも関心している新宿駅のトイレです。
サインとはこうあるべきだなぁ・・
と、いつも関心しています^^
新宿駅は、埼京線や中央線のホームの工事で、
長い間、工事中になっていました。
工事中なので分かりやすさを求めたのか、手作りのような大きなサインが。
そして、完成しても、巨大なサインになっていました。
こちらは、ホームの案内。
隣りの精算機と比べてみてください。
そして、これはホームの階段にあるサイン。
巨大な上に、中に照明が入っています。
実はよく見ると、上の中央線の文字も、
他の駅の案内より大きめになっています。
では、このサインがかっこ悪くて無粋かというと、
これはこれで機能的なデザインです。
駅では、エレベーターの工事など、使いやすさのための改良がされていますが、
それよりなにより、多くの人が使う設備で、もっとわかりやすさが必要です。
たとえば、電車の時刻案内にしても、
次の電車の時刻を案内しながら、時計がないので今の時刻がわかりません。
あと、遅延などを知らせる電光掲示板も、
文字がゆっくりと遅く流れるので、事態を把握するのに時間がかかります。
複数の線で遅延があった場合、長い間、掲示板を見ていなければなりません。
こういうとこって、JRがダメダメな部分です^^;
なんて、ダメ出しもしたくなるところですが、
国立新美術館とか、六本木ヒルズとか、
「最新」で「最先端」と言われる建物に行くと、
いつもサインや案内板の不便さにがっくりします。
その点、新宿駅に行くと、
案内のわかりやすさに、サインって、これでいいんだろうな・・と。
さて、これって、何の参考になるんだか?
最後まで読んでくださった方、感謝です。すみません^^;
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