コカコーラシトラ。結局オリジナルしか残らない [うまいもの]
コンビニの新製品をついついチェックしてしまう私は、
「コカコーラシトラ」も一応飲んでみましたが、命の短そうな予想通りの味です^^;
コカコーラは、時々「コカコーラ」ブランドの派生商品を出します。
古くは、チェリーコークやバニラコーク・・
最近では、C2なんていう商品もありました。
C2は、世界同時発売とかなんとかで、
中田英寿選手を起用して、派手に宣伝していたような気がします。
ところが、それらのすべてが、今は消えてしまって売っていません。
輸入食材の店に行くと、チェリーコークは買えますので、
アメリカでは売ってるんでしょうか・・
日本では、結局のところ、オリジナルのコカコーラしか残りません。
このへんにブランドマーケティングの事例を見る気がします。
消費者が、「ブランド」に対する認識や意識が強い日本では、
結局のところ、ナンバーワンブランドしか生き残れません。
逆に、一番の商品を育て上げ、
味やパッケージを意識させる「ナンバーワンブランド」として育てなければ、
ブランド全体が忘れられてしまいます。
たとえば、「コカコーラ」と聞けば、ボトルのデザインも味も想像できます。
「ドクターペッパー」「カナダドライジンジャエール」も同様です。
ところが、「ファンタ」や「ジョージア」は・・???
過去に有名だった商品だとしても、
次々と新商品を出し続けた結果として、代表的商品をイメージできません。
飲料メーカーの競争はし烈ですから、今のトップも明日の保証にはなりません。
最近では、「お茶」のナンバーワンを競って、
「伊右衛門」「生茶」「お~いお茶」がCMで戦い合っています。
ホームで電車を待つ時間は長く感じるものです。
メールを打ったり、雑誌を読んだりといろいろな時間の使い方がありますが、
私は、時々ジュースの自販機を見ながら、
最新の「ブランド」について考えることがあります。
飲料メーカー事の例は、飲料メーカー業界だけの事例ではなく、
すべてのブランドマーケティングの研究材料になりそうです。
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