デニーズで「そば湯」 [うまいもの]
先日、デニーズでお茶をしていると、後ろの席でウェイトレスを呼ぶ声がしました。
親子三世代での会食のようで、おばあちゃんらしき女性が、
「すみません、そば湯はありますか?」と聞いてるじゃありませんか!
どうやら、せいろそばを食べていたようですが、
呼ばれたウェイトレスだけじゃなく僕もビックリです。えぇ~!?^^;;;
でも、逆に見れば、そばを食べてそば湯ですから、頼んだおばあちゃんも正しい。
ファミレスでも、メニューに「そば」がある以上、
お客さんは、そば屋と同じ土俵で考えてしまうんですね・・
飲食の世界だけじゃなく、小売業でも、こんな話はたくさんあります。
お客さんにとっては、お店の規模も資本力も立地も関係ありません。
中小零細企業であっても、お客さんは大企業のチェーン店と、同列で比較されてしまいます。
文房具屋さんでいえば、どんなに地方の小売店でも、銀座のあの名店とも比較されることもしばしばです。
あるいは、海外の経験の重ねあわせてしまうこともあります。
私などは、日本ではあまり高級中華を食べません。
どうしても、台北で食べたあの味を・・と思うと、
日本では食べに行く気が起こりません^^;
もっといえば、海外だけじゃなくて、通販やインターネットからも比較されてしまいます。
つくづく、お店の経営が大変な時代になりました。
でも、大企業と同じことができない中小企業にも勝ち目がないわけではありません。
そういえば、そば湯が頼めなかったおばあちゃんですが、
お孫さんが、デザートを美味しそうに食べていたので、満足そうでした^^
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